令和4年4月1日より、診療報酬点数の改定に伴い、人工授精や体外受精などの不妊治療が公的保険の適用となります。
不妊治療の保険適用の内容詳細については厚生労働省より公表されている資料をご参照ください。
保険適用となる治療は、一般不妊治療の他に人工授精・採卵・体外受精・顕微授精・胚培養・胚移植・胚凍結保存となります。
但し、従来より当院で実施していた一部の治療や検査は保険適用外となり、保険診療と一緒に行うことはできません。
(保険適用外の治療や検査を実施する場合には保険適用内の治療や検査を含めてすべて自費診療となります。)
★不妊治療に関わる料金の一覧表
【不妊治療に関する料金一覧表(自費、2022年12月1日以降)】
令和4年4月1日の不妊治療の保険適用拡大に伴い、保険診療での不妊治療の開始に際しては患者さまと旦那さま・パートナーさまが一緒にご来院いただき、治療計画書の策定ならびに内容の説明をお聞きいただき、治療計画書に対する同意書をご提出いただくことが必要となりました。
(あわせて、婚姻関係に関する申告書もご記入・ご提出いただきます。)
当院でも4月以降、必要なタイミングで旦那さま・パートナーさまのご同席をお願いしているところではございますが、スケジュール調整が困難であったり、来院可能な曜日が限られてしまったりと、保険診療での不妊治療の開始までに時間がかかってしまうことが多く発生してしまっております。
そこで、当院では今後、
保険診療での不妊治療を希望される患者さまは初めてご来院いただく時(初診時)に旦那さま・パートナーさまの同席を必須とさせていただきます。
尚、受診予定日に旦那さま・パートナーさまの同席が難しくなった場合には改めて同席が可能な日時での予約をお取りいただきますよう宜しくお願いいたします。
過去に当院での受診歴がある患者さまにおかれましても治療再開や第2子以降の妊娠を保険診療での治療をご希望される場合の初回の受診時には旦那さま・パートナーさまとの同席が必要となりますのでご理解とご協力をお願いいたします。
尚、不妊治療の保険適用に伴い、従来の助成制度は令和4年3月までに治療を開始した分までが対象となり、それ以降は廃止となる予定です。
(特定不妊治療助成制度については、お住まいの自治体にお問い合わせください。)
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。